「留学に興味があるけど特に英語が必要なわけじゃないし⋯。踏み出す理由がないんだよね。」と悩む社会人の方、いらっしゃいませんか?
特に留学が学生時代からの夢だった場合、留学そのものに対する憧れが大きく、留学で何をしたいのかが曖昧になってしまいます。

まさしく筆者もその一人。漠然と留学に挑戦したいという気持ちを抱いていましたが、留学して何をするのかは深く考えていませんでした。
そこでこの記事では、社会人の留学に目的が必要な理由と、目的の見つけ方を紹介します。
記事を読めば、あなただけの目的を定めることができ、留学に踏み出す勇気が湧いてくるでしょう。
社会人になって初めての短期留学を計画する筆者が、成功させるために必要な情報を徹底リサーチしました。
同じように目的がないと悩む社会人の方、ぜひ参考にして下さい。
留学の目的がみつからない⋯あなたの夢は本当に留学で実現できる?

留学に興味があるけど目的がない、というのは漠然と“留学そのもの”に憧れている状態と言えます。
例えば仕事や家事に追われる毎日に嫌気がさし、現実逃避の手段として留学を考えていませんか?リフレッシュがしたいのであれば、留学ではなく、旅行でも十分なはずです。

筆者も、ちょっとした現実逃避に夢だった留学も組み込めば一石二鳥じゃん!くらいの軽い気持ちでした⋯
留学を選択する以上、事前の手配や費用など、かかる負担は旅行よりも大きくなります。それでも留学を選択するのであれば、それ以上に成し遂げたい何らかの目的があるはずです。
まずは一度、自分の気持ちとゆっくり向き合い、整理してみて下さい。
目的なしの留学は後悔するかも?目的が必要な4つの理由

学生の場合、理由や目的なしで留学する、いわゆる「自分探し」も許されるかもしれません。
社会人になると「行ってみたけど何も得られなかった」では留学したことを後悔することになりかねません。
社会人の留学する際、目的がある方がいい理由を詳しくみていきます。
留学に踏み出すきっかけになる
学生の頃、留学に憧れていたけど実際しなかった理由は何でしょう?
筆者は、お金に余裕がなかったからです。しかし留学したい明確な理由があったら、奨学金やバイトしてでも費用を準備していたはず。今振り返ると、留学できなかったのではなく、留学しなかったが正しいのかもしれません。

社会人になった今も同じです。漠然と留学したいと考えていたときは、何となくネット検索するだけで、具体的に動こうとはしませんでした。
留学の目的を定めることで、漠然とした気持ちから確固たる気持ちに変化します。自分がやるべきことが明確になれば、行動を起こすきっかけになります。
当たり前の話ですが、留学はまず一歩動き出す勇気がなければ実現しません。
留学の成果を実感しやすい
ただでさえ短い短期留学。「これだけは達成する」といった目的を設定することで、目的達成に向けて時間を有効に使うことができます。有意義な時間を過ごした結果、留学の成果を実感しやすくなります。

帰国後に「もっとこうすればよかった」と後悔しないためにも有効ですね!
帰国後のさらなる成長につながる
目的がはっきりしていると、留学中は目的達成に向け意欲的に行動します。結果、成果を上げやすくなります。
さらに、目的が明確な人は、留学中に得たスキルや経験を帰国後にどう活かすかまで考えます。

留学に限らず、目的意識がある人は常に成長し続けることができますよね!
留学を乗り切るモチベーションになる
たとえ1週間でも慣れない土地で生活することは、大きなストレスがかかります。長時間の移動による疲労や時差ボケが解消しないまま授業を受けることも、負担に感じるかもしれません。
留学の目的が明確にあれば、「ぜったいにこれだけは達成して帰国する」と留学を乗り切るモチベーションになるでしょう。
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目的がない人必見!具体的な留学の目的の見つけ方

目的がなくても、留学に行きたい動機や理由はあるはずです。目的の見つけ方は、以下の2つのステップで考えてみましょう。
- 留学に行きたい理由を挙げる
- 1で挙げた理由を深堀りする
留学の理由としてよく挙げられる項目を例に、以下で詳しく解説します。
ケース1 英語ができるようになりたい
留学の目的というと、真っ先に浮かぶのが語学力アップではないでしょうか?
しかし漠然と「英語ができるようになりたいから」といった理由で行くと、実際留学先でどのように行動すべきかが分からなくなってしまいます。
そこで、「英語ができるようになりたい」という理由をさらに深堀りしましょう。
- 海外旅行で簡単なやり取りができるようになりたい
- 日常的なコミュニケーションが問題なくとれるようになりたい
- TOEIC、TOEFLなどの試験で〇〇点を取りたい
- 洋画を字幕なしで観られるようになりたい
- 仕事で必要な英語力をブラッシュアップしたい
上記に挙げた例をみると、同じ「英語ができるようになりたい」が理由であっても、具体的な目的は様々です。目的に応じた国や学校を選ばなければ、あなたの目的を達成することが難しくなります。

留学して学校に通えばなんとかなる!って訳ではありません
ケース2 海外で生活してみたい
「海外で生活してみたい」というのも留学の理由として多く挙げられます。
しかし、今はAirbnbなどの民泊サービスの充実もあり、暮らす体験なら旅行でも十分味わうことができます。
海外で生活して何がしたいのか、また海外生活体験に留学が必要な理由を深堀りしましょう。
- 語学学校など毎日決まった場所に通うことで、より現地で暮らす実感が湧く
- 海外の友だちを作り、価値観を広げたりネットワークを拡大したい
- 学校やホームステイなど、日常的に英語を話す環境に身を置きたい
- 長期留学や移住のためのお試しがしたい
海外で暮らすという曖昧な目的だけでは、留学するだけで叶ってしまいます。
より充実した留学にするには、海外に住んで何がしたいのか、どんな体験がしたいのか、明確にしておく必要があります。

明確にしておくと現地で主体的に過ごすことができます
ケース3 リフレッシュしたい
毎日決まった時間に起き、仕事に行って疲れて帰宅。同じことの繰り返しでマンネリ気味になると、当然リフレッシュしたくなります。
留学してどのようにリフレッシュを図るのか、具体的にしましょう。
- リフレッシュを兼ねて夢だった留学を実現したい
- 語学は半日コースにして残りは思いっきり観光を楽しみたい
- アクティビティや現地のイベントに積極的に参加したい
- 料理、スポーツ、ダンスなどの趣味を極めたい
アクティビティが充実している学校や、趣味に関するプログラムが充実している学校もたくさんあります。
留学でしか体験できないリフレッシュの方法をみつけましょう。

リフレッシュのためと割り切れているなら、「夢だった留学を実現」が目的でもOK。リフレッシュ+自己実現が達成できます♪
ケース4 異文化体験したい
短期間でも現地で過ごすことで、日本とは違う風習や価値観に出会う機会はたくさんあります。とはいえ、短期留学では環境に馴染むだけで精一杯になってしまうことも少なくありません。
異文化を肌で感じるにはどのように行動したらよいか、考えてみましょう。
- 他国から留学しているクラスメイトと積極的に交流する
- ホームステイして現地の暮らしを身近に感じる
- 街歩きや現地の人との交流をとおし、日本を客観的にみてみる
自分自身だけでなく、子どもにも異文化体験をとおし国際感覚を身につけてほしいという場合、親子留学という選択肢もあります。
まとめ|社会人は留学の目的が必須!限られた時間を有効に使おう

休暇を利用して行くことができ、費用も抑えられる短期留学。しかしあなたの大切な時間とお金をかけることに違いはありません。
特に社会人の留学は、「失敗したくない」という気持ちが大きく、留学の決定に慎重になり、踏み出す勇気が持てません。
社会人が留学の目的を持つべき理由は以下の通りです。
- 留学に踏み出すきっかけになる
- 留学の成果を実感しやすい
- 帰国後のさらなる成長につながる
- 留学を乗り切るモチベーションになる
以下の2つのステップで具体的な目的を設定します。
- 留学に行きたい理由を挙げる
- 1で挙げた理由を深堀りする
あなたの「留学に挑戦したい」という思いが実現できるよう、記事を参考に目的をみつけて下さい。
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